EM青草発酵液とEM果実酢

EM青草発酵液とEM果実酢の作り方

EMストチュウ、EM青草発酵液肥やEM果実酢、米のとぎ汁EM発酵液などEM活性液はEM・1原液に比べ乳酸菌と酵母などの比率が高くなっています。またアルコールや有機酸、エステルなどが多く含まれ、栽培環境の微生物相の改善を促進します。

EM青草発酵液とEM果実酢の作り方はほぼ同じです。

EM果実酢は収穫残渣や青草を果実に置き換えたものですが、EM・糖蜜混合液は少し濃く20倍とし、発酵期間を長くするのがポイントです。

1) EM青草発酵液の材料

EM・1™、糖蜜混合希釈液 適量
新鮮な青草(収穫残渣や雑草) 容器一杯分
容器 生ごみ処理用バケツ、密閉でき底抜き栓と落としブタが付いているものがよい

2) 作り方

  1. EM・糖蜜混合希釈液

    EM・糖蜜混合希釈液

    水に糖蜜とEM・1を混ぜ、EM・糖蜜100倍混合希釈液を作製します。冬場は糖蜜が溶けにくいので、予め少量のお湯で溶かしておくと良いでしょう。

  2. EM・糖蜜混合希釈液

    青草

    病気や腐れのない新鮮な収穫残渣や雑草などの青草を短く切って、容器(生ごみ処理用バケツ、密閉できる容器など)にいれます。

  3. EM・糖蜜混合希釈液

    浸す

    EM・糖蜜混合希釈液を容器に加え、青草が浸る程度まで入れます。

  4. EM・糖蜜混合希釈液

    発酵期間

    落としブタなどをして、液面に草など有機物が出ないように混合液で満たします。そのまま密閉し、嫌気状態に保ち発酵させます。発酵期間は室温の場合夏場で5〜7日、冬場で10〜15日程度、液体にトロみがでてきた頃でpH3.8以下が目安です。

  5. EM・糖蜜混合希釈液

    完成

    出来上がった液をろ過して、使い方にそって使用します。余った液は密閉できる容器に移し換え、密閉して保管します。この液は1ヶ月以内に使い切ってください。こし取った青草は、畑のマルチや堆肥の材料として使用できます。

使い方

基本的には、EM・1原液と同様の使い方で、植物体がある場合は1000倍に薄めたものを散布し、土壌に散布する場合は濃くてもかまいません。