皆様より多く寄せられるEMに関するご質問・お問い合わせについてお答えします。

■EMについて

EM・1とEMWは何が違うのですか

EM・1とEMWの中に入っている微生物相には違いがなく、効果もほぼ同じです。異なる点は、微生物を育てるエサです。EM・1は糖蜜を原料としているために黒っぽい色になりますが、EMWは柑橘系の糖分を使用していますので、黄色く酸っぱいにおいが強くなっています。EMWは、色つきもなくニオイがさわやかなので、家庭内のそうじにおすすめです。

EM希釈液をつくろうと思いますが、EMを入れる量の調整がなかなか分かりません。簡単に計る方法はありますか?

EM1の1リットルボトルのキャップ1杯は7ミリリットルです。100倍希釈なら水が7リットルに対してEM1はキャップ10杯、1000倍希釈なら水が7リットルに対してEM1はキャップ1杯加えます。それを目安に考えてください。

EM・1は、『用途によって100~1000倍に薄める』とありますが、濃すぎた場合は何か害があるのでしょうか?

濃度の濃いEM希釈液を植物に直接散布すると、生育障害を招くおそれがあります。これはEMの原液のpH3.5で、酸性度が強いからです。また、濃いEM希釈液を1度に使うよりも、薄いものを何度かに分けて散布する方が、EMが土壌に馴染みやすいようです。

EMを水で薄めて希釈液をつくり、1度に使い切れなかったので、残りを1週間くらい置いておきました。するとニオイが悪くなってしまいました。どうして希釈液は臭くなるのでしょうか?また、臭くなった希釈液はもう使えないのでしょうか?

EMの原液は、ほぼpH3.5の酸性で安定した状態です。水で希釈すると、pH7.0前後の中性になり、その性質を保つ上では、不安定な状態になります。そのため、EM希釈液を長期間保存すると劣化したり、時には腐敗してしまうことがあります。
希釈液は、その都度使用する量だけつくり、2~3日で使い切るようにしてください。EM希釈液の状態は、においで判断するのが一番良く、腐敗したにおいになったらEM1を加えて、トイレや排水口などに流してください。

1リットルのEM・1を使い切るまでに、ボトルのフタを何度も開閉しますが、その度に空気中の腐敗菌がボトルの中に入って、中の液を腐らせたりしないでしょうか?

EM・1は酸性が強く、雑菌が入っても繁殖することができないので、有効期間内であれば腐ることはありません。もし長期にわたって使用するなら、あらかじめ小さい容器に小分けして使うことをおすすめします。

スプレーヤーにEM希釈液を入れて使っていましたが、スプレーヤーの中が黒カビのようなもので黒くなってきたのですがどうしてでしょうか?そのまま使用してもいいのでしょうか?

実際のものを見なければ正確なことは言えませんが、黒カビ(黒色のカビの総称)かもしれません。EMの中には糸状菌といって、白いカビのような菌も含まれていますが、黒カビはEMに悪い影響を及ぼすものです。
希釈したEM液はなるべく早く、3日以内で使い切ることをおすすめします。また、スプレーヤー本体は歯ブラシなどでよく洗い、よく乾燥させてから使用してください。

EM・1の色が薄いことがありました。問題はないでしょうか。

色の濃淡に関わらず、品質上の問題はございません。どうぞご安心下さい。
EMは素材に天然のものを使用して製造している都合上、まれに色の濃度に均一性のないものが完成することがあります。
EM・1の品質に関してEM研究所では、タンクごとにpH、酸度(有機酸量の目安)、乳酸菌数、酵母菌数、EC(電気伝導度)などを測定項目として、品質管理を行っており出荷基準を満たしたものだけを出荷しております。
以下の表のように、色が濃いEM・1と色が淡いEM・1を比較した場合、pH、酸度、乳酸菌数、酵母どの項目においても、色の濃淡による菌数や有機酸への影響はありません。
安心してお使いください。

EM3はどのように使用すればよいですか?

EM1と併用するとより効果的です。EM3は光合成細菌を主体とした培養液で、農業分野では、増収や品質向上に効果があると言われ、環境浄化においては汚泥分解の促進や臭気の軽減などに効果的と言われます。光合成細菌は、EM1中の発酵系の微生物と共存するとより効果を発揮しますので、EM1と併用することを前提としています。

なぜ塩素分を抜いた水で希釈する方がよいのですか?

水道水には、大腸菌等の微生物を抑える塩素が含まれています。塩素はEMの中の菌を殺したり、働きを鈍くしたりしますので、水道水を使用する場合は汲み置きしたり、浄水器を通して塩素をできるだけ抜いたものを使うことをおすすめします。


■EMWについて

開封したEMWは冷蔵庫に入れなくてもよいのですか?また使用期限はどのくらいですか?

冷蔵庫には入れないでください。15℃以下の場所で保管すると、活動を休止する菌がおり、それらの菌が活動するまでに時間がかかるからです。温度変化の少ない、直射日光の当たらない暗い場所で保管しましょう。使用期限は1年で、ボトルに表示されています。

ボトルに記載されている有効年月日を過ぎてしまったのですが、使用できますか?

キャップを開けて中身のニオイを確認してみてください。 嫌な腐敗臭がしたり、ニオイに大きな変化がなければご使用頂いても結構です。

EMWのボトル内に白濁したオリのような物ができましたが、大丈夫でしょうか?

使用する上で影響はありません。白濁したオリやボトルの底に溜まる物は、微生物の代謝物と基質(エサ)や微生物の死骸が固まったものです。軽くふって混ぜて使ってください。

子供が誤って飲んでしまいました。どう処置したらよいでしょうか?

EMWは人畜無害ですので、心配ありません。EM・1やEMWの中は、乳酸菌や酵母などの食品に使われている菌をはじめ、人間にとって有用な菌しか生きられないようになっています。また、製造に使用される材料もすべて天然のものばかりで、化学合成したものは一切使用しておりません。ただし、飲料用ではありませんので、子どもの手の届かない所に保管し、使用目的以外のご使用は避けてください。


■EMボカシについて

良いEMボカシのつくり方は?

腐敗しない良いEMボカシをつくるには、3つのポイントがあります。
1.水分が40%程度あること
2.活性したEM(EM、糖蜜を水で10倍に薄め3日おいた液)を使用すること
3.密閉条件で長く熟成すること
水分量の目安は、握った塊が腕の高さから落としても崩れない程度にします。

良いEMボカシの見分け方は?

良いEMボカシは、容器のフタを開けたとき、酸とアルコールが混ざった高級ウイスキー(青リンゴのにおい)のような香りがします。
また、EMボカシと水を1:5で混ぜ合わせ、上澄みのpHを計る方法もあります。(米ヌカ主体のEMボカシのpHは4.5程度)。その希釈液を放置しておいて、1週間経っても腐敗臭がしなかった場合、発酵も良く、熟成も進んでいます。

EMボカシが固まって、白いカビのようなものが生えてしまいました。

梅雨の時期などは湿度が高いため、固まる場合もありますが、ほぐせば大丈夫です。白いカビのように見えるのは、EMの中に培養されている放線菌や糸状菌ですので、使用に差し支えることはありません


※EMボカシの作り方はこちら>>>

■EM活性液について

良いEM活性液とは?

EM活性液はいろいろな場面で使用されていますので、その使用用途にあったつくり方をする必要があります。
<河川に流す場合>
河川の負荷にならないよう、菌を少ないエサで活性化させます。
<臭気対策で畜舎などに使用する場合>
EMの生成物を多くするために、多くのエサ(糖蜜)を入れて活性液をつくると効果的です。
いずれの場合でも、良い発酵をした、pHが3.5以下のニオイが良いものが効果です。また、EM活性液は、活性が高まっている間(1か月以内)に使用してください。これを過ぎると、菌の活性が弱くなります。

※EM活性液の作り方はこちら>>>

■EM生ごみ発酵肥料について

生ごみをEMで発酵堆肥にするとにおわないのはなぜですか?

生ごみがにおうのは、悪玉菌が腐敗分解し、悪臭が発生するからです。
EMは、人間にとって有益な酵母菌、乳酸菌、光合成細菌、放線菌などから作られているため、生ごみを発酵分解して、漬物のような香りにします。麹菌(酵母菌)が大豆につけば味噌になるように、発酵を促進する菌によって発酵分解したものは、悪臭が発生しません。

EM生ごみ堆肥を作るとき、失敗しないコツは?

1.生ごみの水分を良く切り、鮮度が高いうちに入れること
2.良いEMボカシを使用し、よく混ぜること
3.生ごみが空気にできるだけ触れないようにして(嫌気状態を保つ)、容器は密閉性の高いものを選ぶこと

生ごみ発酵肥料をEMボカシⅡ型で処理してもよいですか?

EMボカシⅡ型は肥料用ですので、生ごみ処理にはⅠ型を使用してください。Ⅱ型には窒素が多く入っていますので、分解するとアンモニアを生成しやすく、生ごみも臭くなる可能性が高くなります。

生ごみをEM処理した場合、カビが発生しませんか?

カビが発生するということは、腐敗菌が優勢になっています。嫌気状態であればカビは発生しません。ラップで包んだ食品が腐りにくいのは、嫌気状態を保っているからです。
好気(空気に触れる空間がある)状態であれば白カビが発生しますが、これは有用な放線菌、糸状菌、酵母なので心配ありません。

失敗して腐敗臭がしたり、虫が湧いたりした生ごみはどうしたら良いですか?

失敗した生ごみ発酵肥料は、作物の影響の少ないところに埋めて、EM・1の100倍の希釈液を散布し、土をかけて埋めてください。
虫は有機物の分解を促進してくれますし、有機物を分解し終えたらいなくなりますので、大丈夫です。1か月ぐらいして発酵がすすんだころに作物を植えると良いでしょう。虫の影響が心配なら、熱湯をかけて虫を処理してから、埋めても良いです。