◆ストチュウとは

EMストチュウ

古くから作物栽培に使われているストチュウは、虫が苦手とする酢やアルコールを利用した資材です。

酢、焼酎、糖分を混ぜて発酵させたものを水で薄めて葉面散布することにより、酢による防除効果、焼酎による殺菌・消毒効果、糖分による葉の光沢が増すなどの病虫害に対する抵抗力を高める効果が期待できます。農薬に頼らずに病虫害の予防したい方におすすめです。

◆EMストチュウ(EM5)とは

EMストチュウ

EMストチュウは、酢と焼酎に糖蜜を加えてEM・1で発酵させたものです。EM活性液を応用して作ることができます。従来のストチュウの効果に加え、発酵生成物や微生物が作物の健全な成育を促し、より病害虫に抵抗する力を高めます。

EM研究所で製造販売しているEMストチュウ(EM5)は、このページで紹介している作り方の素材に有機栽培のニンニクと唐辛子を加え、さらに病虫害への予防効果が期待できるものです。

◆EMストチュウの使い方

EMストチュウ

500~1000倍以上に薄めて散布します。
苗の時は1000倍、生長したら500倍に薄め、週2回ほど散布します。
使用前によく振ってください。
EM・1と併用するとより効果的です。

 

◆EMストチュウを作るための材料

水(塩素の無い水)
1
1L 10L
EM・1™ 100ml 1L
糖蜜 100ml 1L
お酢
※2
100ml 1L
焼酎
※2
100ml 1L

※1 水道水の場合は、浄水器を通すか、または一昼夜汲み置きし、塩素を取り除いたほうが良い
※2 お酢と焼酎の代わりに「AL-V」(醸造アルコール+醸造酢)を使用しても良い
AL-Vを使用する場合は、水:糖蜜:AL-V:EM・1=10:1:1:1
<お問い合わせ>岐阜アグリフーズ株式会社 岐阜県岐阜市 TEL 058-278-2511

◆EMストチュウの作り方手順

1.糖蜜を溶かします
分量内の水の1/10程度でぬるま湯(40〜50℃)を作り、糖蜜をよく溶かします。
※古い糖蜜や品質の悪い糖蜜を使う場合、煮沸して雑菌を死滅させるとよく発酵します。
2.材料をすべて混合します

<手順1>で溶かした糖蜜に残りの水を足し、水温が40℃以上でないことを確認してからEM・1と酢と焼酎を入れ、よく混ぜます。

3.発酵させる

保管 すべての材料を混ぜたものを密閉容器(ポリ容器やペットボトルなど)に入れ、1日の温度変化が少なく暖かいところ(最適気温25〜30℃)に置きます。
※注意 ガラス容器は発酵が進むと破裂することがあり、危険ですので使用しないでください。

ポイント:仕込んですぐの2〜3日、温度を35〜39°に保つとスムーズに発酵します。
初期温度を確保する方法として、電気毛布や使い捨てカイロなどを利用すると便利です。使い捨てカイロを使用する場合は、密閉容器に2〜3個張りつけて、毛布などでくるみます。
冬などの気温が低い時期にはこのような方法がおすすめです。

保管

4. EMストチュウの発酵期間

1〜2日経つと発酵が始まりガスが発生します。
容器が膨らんだらフタをゆるめてガス抜きをし、フタを締めます。
状態によっては吹きこぼれることがあるので、ゆっくりフタを開けてください。
その後も、「容器が膨む→ガスを抜く」をくり返します。
完成までの目安は、夏場で7日前後、冬場で10〜14日前後です。
地域や発酵場所により異なりますので十分観察してください。

<参考>水温と完成までの日数の関係
EM活性液をつくるときの温度管理
水温によって発酵に必要な日数が異なります。
EMの菌がバランス良く活性し、質の良いEM活性液ができる温度は38〜40℃です。

5.完成

完成 甘酸っぱい発酵臭がしていれば、または、pHが3.8以下になっていれば完成です。
保存は約1ヶ月間可能ですが微生物が活性化した状態で使用することを目的にしているため、完成したEMストチュウは、早めに使い切ってください。

pHを測定する道具は理化学機器商社等で取り扱っていますが、インターネットなどでも購入することができます。

6.完成したEMストチュウの保存場所

保存場所 1日の温度変化の少ない暗所が最適です。

◆自作したEMストチュウの使用期限

作ったEMストチュウは1ヵ月を目途に使い切ってください。
活性のピーク(2週間から1ヵ月経過程度)を過ぎると液体の中の微生物の数が徐々に減っていくため、効能を感じにくくなります。