<EM青草発酵液とEM果実酢の作り方、使い方・目次>
◆ EM青草発酵液とEM果実酢
◆ EM青草発酵液とEM果実酢の使い方
◆ EM青草発酵液・EM果実酢の材料(10L分)
◆ EM青草発酵液・EM果実酢の作り方手順
◆ EM青草発酵液とEM果実酢の使用期限
◆ EM青草発酵液とEM果実酢
◆ EM青草発酵液とEM果実酢の使い方
◆ EM青草発酵液・EM果実酢の材料(10L分)
◆ EM青草発酵液・EM果実酢の作り方手順
◆ EM青草発酵液とEM果実酢の使用期限
◆EM青草発酵液とEM果実酢
EM青草発酵液肥は、収穫残渣や青草(刈り取った雑草)などを、EM果実酢は摘果した果実などをEM・1と糖蜜で発酵させるものです。
元気に生息している草の中には、生育に有用な酵素やファイトケミカルが存在します。
それらの有用成分を発酵の力で抽出し、副次的な効果を高めます。
EM青草発酵液 | 収穫残渣や青草(刈り取った雑草)など + EM・1 + 糖蜜 → 発酵させる |
---|---|
EM果実酢 | 摘果した果実など + EM・1 + 糖蜜 → 発酵させる |
◆EM青草発酵液とEM果実酢の使い方
基本的には、EM・1原液と同じ使い方です。
植物が植えられている場合は500~1000倍に薄めます。
土壌に散布する場合は100倍程度の濃さでもかまいません。
土作り中 (作物がないとき) |
100倍に薄めて散水 |
---|---|
栽培中の水やり (作物があるとき) |
500~1000倍に薄めて散水 |
◆EM青草発酵液・EM果実酢の材料(10L分)
EM果実酢はEM・1と糖蜜の量が異なるのでご注意ください。
EM青草発酵液 | EM果実酢 | |
---|---|---|
EM・1™ | 100ml | 200ml |
糖蜜 | 100ml | 200ml |
水 | 10L | |
新鮮な青草(収穫残渣や雑草) または果実 |
容器一杯分を1~2cmに切る。 (18Lの生ごみ処理用バケツでは3kg程度) |
|
容器 | 生ごみ処理用バケツ、密閉できて、 底抜き栓と落としブタが付いているものがよい |
◆EM青草発酵液・EM果実酢の作り方手順
- 1.EM・糖蜜混合希釈液を作ります
- EM青草発酵液とEM果実酢を作るときの手順はほぼ同じです。
※ EM果実酢はEM・1と糖蜜の量が異なるのでご注意ください。
水に糖蜜とEM・1を混ぜ、EM・1と糖蜜の混合希釈液を作製します。冬場は糖蜜が溶けにくいので、あらかじめ少量のお湯で溶かしておくことをおすすめします。 - 2.青草を細かくして入れる
- 病気や腐れのない新鮮な収穫残渣や雑草などの青草を短く切って、容器(生ごみ処理用バケツ、密閉できる容器など)に入れます。
(使用する青草は、雑草等の地上部分のみ、土が付着していないものが望ましいです。)
果実の場合も1~2cm程度に小さくすると、より抽出されやすくなります。
青草も果実もEMと糖蜜の混合希釈液にしっかり浸かるよう、ネットなどに入れておくと便利です。 - 3.青草(または果実)を混合希釈液で浸す
- <手順1>で用意したEM・糖蜜混合希釈液を容器に加え、青草(または果実)が完全に浸るように落としブタをします。
- 4.発酵させる
- <手順3>の容器を密閉し、嫌気状態を保って発酵させます。
液体にトロみが発生し、pH3.8以下になったら完成です。
<完成までの発酵期間の目安(室温の場合)>
夏 5~7日程度 冬 10~15日程度 - 5.完成
- 出来上がった液をろ過して、使い方にそって使用します。
余った液は密閉できる容器に移し換え、密閉して保管します。
この液は1ヶ月以内に使い切ってください。
(投入する際に青草や果実などの有機物をネットに入れた場合は有機物だけを取り出せるため、ろ過する手間が省けます。)
こし取った青草(または果実)は、畑のマルチや堆肥の材料として使用できます。
◆EM青草発酵液とEM果実酢の使用期限
完成した発酵液肥や果実酢は1ヵ月を目途に使い切ってください。活性のピーク(2週間から1ヵ月経過程度)を過ぎると液体の中の微生物の数が徐々に減っていくため、効能を感じにくくなります。